妊娠初期に冬到来!足先の冷えは血行不良の証拠!血行をよくする方法


妊娠初期は、ホルモンのバランスが乱れることからいろいろな体調の変化が起きます。
どことなくだるい感じが続いたりして戸惑うことも多いですよね。
急に熱っぽくなったり、寒気を感じたりと体温調節も難しくなってきます。
そのために起こる現象の一つが、足先の冷え。
冷えると風邪をひいてしまうのではないか、赤ちゃんに悪いのではないかと心配になりますよね。
寒い冬の季節の妊娠は、その足先の冷えが特に気になるところだと思いますが、
解消法をしっかり心得ておけば、そんな不安もなくなります。

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妊娠初期にできる冷え対策


妊娠初期の足の冷えの主な原因は、血行不良によるものです。
運動不足になったり、体調の変化によるストレスを感じて自律神経が乱れたりすると、血流がスムーズでなくなります。
特に体の中でも先端部分にある足先には、十分に血液が運ばれなくなってしまうのです。
体のエネルギーや熱は血液に乗って運ばれるので、そうなると足先に熱が運ばれず冷えが生じてしまいます。
冷えると免疫力や抵抗力が低下するので、風邪をひきやすくなります。胎児にとってそれは是非とも避けたいものです。

そこで、妊娠初期にするべき冷え対策を3つに分けて考えてみましょう。

対策1

まず一つ目は、体が冷えない服装をすることです。
例えば、靴下を保温性の高い靴下に変え、できれば、ふくらはぎまですっぽりと包んでくれるロングソックスを履きましょう。
ふくらはぎにはレッグウォーマーもいいですね。また、マタニティレギンスもおすすめアイテムです。
マタニティレギンスは、股上が長いのでお腹をしっかりカバーしてくれますし、ゴム製なので締め付けるようなこともありません。
また、肩掛けをかけたりネックウォーマーをつけたりして首まわりを温めることや、腹帯をしてお腹まわりを温めることも冷え対策になります。
体の中でも大きな筋肉のあるふとももを冷やさないように、ひざ掛けをいつもかけておくのもよいのではないでしょうか。
逆に控えたほうがよい服装は、締め付けのきつい服装です。
締め付けられると血行が悪くなってしまうので、特に胸、お腹、足は締め付けられないようなゆったりとした服を着てください。

対策2

二つ目は、体が冷えない生活をすることです。
自律神経は、生活が不規則になると乱れてしまいます。
ですから、早寝早起きをして規則正しい生活を心がけることが大切です。
できれば7~8時間の睡眠をとってください。

妊娠初期は流産することも多いので安静がまず第一ではありますが、とはいえまったく動かないのはよくありません。
おすすめは散歩です。歩きなれた靴で、歩きなれた道を歩いてみましょう。
車通りの多くない場所を選んでくださいね。
他にも足の指をパッと開いて閉じるを繰り返したり、肩をぐるぐる回したりなどお腹に負担のかからない軽いストレッチもいいですよ。

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また、入浴も大切です。
40度前後の熱すぎないお風呂につかると体がぽかぽかと温まります。長風呂は禁物なので、15分くらいを目安にしてくださいね。
ただ、つわりがひどかったり体調が思わしくないときや貧血気味だと感じたりするときには無理をしないようにしましょう。
長風呂が不安な場合には、足湯もおすすめですよ。

冷えない生活をしなきゃ!と意識しすぎるのではなく、
生活のリズムを整えて、運動や入浴の時間をゆっくりとれるような生活のルーティーンを考えてみるといいですね。

対策3

三つ目は、体が冷えない食事をすることです。
食べ物には、体を冷やしてしまう食べ物と体を温めてくれる食べ物があります。
つわりがひどいと、食事に偏りが出てくることもありますが、
食べられるようなら積極的に体を温める食べ物を食べるようにしましょう。

体が冷えない3つのポイントを心がけて、血行不良を解消しましょう。

血行をよくする食べ物はこれ!

血行をよくする温める、体を温める食べ物にはどんなものがあるでしょう。
見分け方にはポイントがあります。
まず、育ち方。土の中で育つ野菜は体を温めてくれるものが多いです。
次に、育つ時期。夏よりも冬が旬の食材には体を温める効果が高いものが多いです。
そして、育つ場所。温暖な地域で育つものは体を冷やしやすく、寒い地域で育つものは体を温めるてくれるものが多いです。
バナナやパイナップルなど南の国でとれるような果物や、きゅうりやトマトなど夏が旬の野菜は、体が冷えてしまいます。
冬場の冷えに、手に入りやすい旬の食材が適しているのは嬉しいですね。
最後に、色。赤や黒、オレンジ色の食べ物は体を温めてくれ、白や緑、青色の食べ物は体を冷やします。
例えば、白砂糖より黒砂糖の方が、白米より玄米の方が体を温めてくれる効果が高いというわけです。

具体的にいくつかの食材を紹介します。
まずは、体を温める食材のド定番である「生姜」。
生姜をすってスープに入れたり、生姜で野菜炒めを作ったり、炊き込みご飯を炊いたり、
隠し味にも使えるので、毎日何かしらの料理に入れるといいですね。
ちなみにお料理をするときには、チューブでも大丈夫!こちらの方が手間も省けていいかもしれません。
また、乾燥させた生姜もおすすめ。実は、これが一番効果が高いと言われている食べ方。
生の生姜にはジンゲロールと呼ばれる成分が含まれているのですが、これが毛細血管を拡張させて血流を促してくれるのに加え、
生姜を乾燥させることによって生じるショウガオールが熱のもとになり、このダブル効果で全身がぽかぽかに。
乾燥生姜は自分でも作ることができるので、ぜひ試してみてください。紅茶に入れても炭酸割りにしてもおいしいですよ!

生姜は根菜類の一つですが、土の中で育つ根菜類には全般的に体温め効果が。
特にゴボウはおすすめです。
ゴボウは食物繊維も豊富なので、妊娠中に起こりがちな便秘解消にも効果があります。

果物では、リンゴがおすすめです。
リンゴはちょっと煮詰めれば甘くなりますし、砂糖や甘味料を使わなくてもスイーツかわりになるのでとってもおすすめ!

「お酢」に含まれる酸味も血行を良くしてくれます。酢の物が一般的ではありますが、最近では飲むお酢なんかも流行っていますね。
お酢の中では特に黒酢がおすすめです。黒酢は、アミノ酸が作用して非常に大きな血流を促す効果が期待できます。

ビタミンEが豊富な食材もおすすめです。ビタミンEには、血管を広げる働きがあるので、血液がスムーズに流れるようにしてくれます。
うなぎ、かぼちゃ、ホウレンソウ、そして、アーモンドなどに多く含まれています。
納豆や豆腐などの大豆製品にも多く含まれているので、比較的取りやすいかもしれませんね。
同じく、ビタミンCもいいです。
この二つは、一緒に摂るとさらに効果を上げてくれるので、意識して食事に取り入れてみてください。

血行をよくする食材は、どれも手に入りやすいものばかりです。
生姜やりんごなどは冷蔵庫に常備しやすいですし、意識して食べるようにしてみてくださいね。

まとめ

妊娠初期はいろいろな不安も多く付きまといますが、血行をよくして体が温めれば自然と安心感も増すのではないかと思います。
できるだけ不安を取り除くためにも、血行促進のための生活をするように心がけて、
安全に赤ちゃんが育ち、母子ともに元気に出産を迎えることができるといいですね。

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