冬は天候によって交通規制が行われて、高速道路などの利用時には冬タイヤやチェーンの装備が必要となりますが、スタッドレスタイヤに切り替えるタイミングは、いつ頃がベストなのでしょうか。
地域によって積雪の時期が異なりますが、平均的に雪が降り始める1~2か月前には用意しておくのが、ベストタイミングだと言われています。
雪が降り始めてから慌てて用意するよりも、早めの準備がおすすめなのには沢山のメリットがあるからです。
スタッドレスタイヤに早めの交換がおすすめな理由
タイヤ交換が空いている
まず一番のポイントとしては、お店が空いているので待ち時間のストレスが無いという事です。
私も、「もう少し・・・もう少し・・」と先延ばしにしていたら、突然の大雪予報で慌ててお店に駆け込みましたが、交換に約3時間近くかかってしまい、とても疲れた事があります><
どうせ買うのがわかっていいるのなら、待たずにすむのに越した事はありませんよね^^;
早めに購入すると、早割キャンペーンなどを実施しているお店がたくさんありますよ!
お安く購入出来るのもうれしいポイントです^^
また直前購入ですと、欲しい商品が品切れになっていたり、サイズによっては種類が少なく選べなかったりと、選択肢が少なくなってしまいます。
お店側もわざわざ売れ筋の商品を値引きすることは少ないので、定価での購入になってしまう可能性が高いです。
これだけでも、早めの交換がおすすめなわけが、わかっていただけるのではないでしょうか。
積雪してないとスタッドレスの目が減る?
でも積雪していない状態でスタッドレスタイヤをはいていると、目の減りが早いって聞くし~というあなた!
確かに、積雪している道に比べたら多少目の減りは早くなりますが、スタッドレスタイヤは、積雪していない凍結した道路や気温の低さにも、夏タイヤと違いゴムの柔らかい状態を保てるんです。
なので安全な冬のドライブには積雪していない時にも必要なタイヤだと言えるのではないでしょうか。
目安として、外気温度が7度以下になりますと、夏タイヤが硬化してしまい、グリップ力が低下してしまうので、交換した方がいいですよ。
少し早めに変えて慣れることも必要
新品のスタッドレスタイヤは、丁寧な走行である程度の距離を走る事で、表面が削れて本来のパワーが出せるようになります。
製造工程で付着する、表面の油分を取る目的もあります。
購入直後にいきなり雪道を走るのではなく、ある程度の慣らし運転をするためにも、早めに購入することが必要です。
お使いのタイヤメーカーによっても、推奨する慣らし運転のための走行距離は異なりますが、平均的に
- 時速80㎞以下の速度で
- 100km程度の走行
が望ましいと言われています。
慣らし運転は、スタッドレスタイヤの性能を高める意味合いもありますが、行うことでタイヤを長持ちさせる事にもつながってきます。
安全なドライブのためにも、余裕をもって準備をしましょう。
スタッドレスタイヤを買うときの注意点
スタッドレスタイヤの使用年数の目安は、使用頻度にもよりますが、3~4年程度と言われています。
タイヤの原料はゴムなので、年数がたつにつれて自然と硬くなり、ひび割れてきてしまいます。
そのため新品でも激安商品などにはまれに、年数が古い物も含まれていることがありますので、購入時に注意しましょう。
製造から3年を超えていると、劣化は免れないと思っていいでしょう。
まとめ
高速道路などでは、冬用タイヤ規制が行われると、夏用タイヤでは走行が出来なくなります。
ハイシーズンになると、交換に要する待ち時間も長くなります。
いざという時に慌てないためにも、早めの準備が大切ですよ!
また冬タイヤから夏タイヤへの交換も忘れずに!
きちんと行って快適なカーライフを送ってください^^