重曹やクエン酸の性質を利用して、用途に分けて使い分けてお掃除する事で、必要以上の洗剤を持つ必要もなく手肌も荒れずに環境にも優しい。
小さい子供がいるご家庭でも、安心して使用できる洗剤として大活躍の予感ですが、そんな良いことずくめのナチュラルクリーニング。
人工大理石のシンクに使用しても大丈夫なのかと疑問に思ったので、調べてみました。
もくじ
人工大理石の掃除に重曹を使ってもOK?
ステンレスに比べて、高級感があってお洒落な印象の人工大理石を、キッチンなどに使用する人が増えていますよね。
我が家もよく調べずに、ツルツルしていて白くて綺麗だからと、人工大理石のキッチンを選択したのですが、使い始めて意外とお手入れに注意が必要な事がわかりました。
そもそも人工大理石と言っても本物の大理石とは全然別物なんですよね。
人工大理石の成分の基本は樹脂で出来ていて、ステンレスに比べるとシミが付きやすく、熱にも弱いとお手入れが少し大変そうです。
人工大理石の普段のお手入れ
普段の基本的なお手入れは、中性洗剤をスポンジで泡立てて、優しく汚れを落としています。
茶渋などのシミがステンレスと違い付きやすいので、基本的に汚れが付いたら放置せずにこまめに落とすが基本の様です。
人工大理石に重曹はOK?
傷付きやすい人工大理石に重曹でのお手入れは向いているのでしょうか。
調べたところ、重曹を使用しても大丈夫との意見が多かったです。
ただ、メーカーによって表面のコーティング方法に違いがあるので、使用不可な場合もあるそうです。
中性洗剤で落ちなくなってしまった茶渋等の汚れには、重曹を少しふってから柔らかいスポンジで円を描くように、優しくこすると、綺麗に落ちる事が多いです。
間違っても堅いたわし等でゴシゴシこするのはやめましょうね。
傷が付いて余計に汚れが付きやすくなったり、表面のコーティングが剥がれて、その部分だけ艶がなくなってしまいます。
人工大理石にメラミンスポンジはOK?
メラミンスポンジの使用を推奨している意見もあるのですが、我が家は過去に痛い経験が><
コーヒーを垂らしてうっかり気が付かずに放置して出来てしまったシミを、一生懸命こすり過ぎてしまい、シミは目立たなくなりましたが、そこだけ白くマットな質感になってしまいました。
使用するうちに多少は馴染みましたが、当時はかなり落ち込みました。
何事もやりすぎは禁物という事ですね^^;
また、重曹と同じくナチュラルクリーニングの代表的な物に、クエン酸があります。水垢に強いので水回りの掃除に人気があるクエン酸ですが、残念ながら大理石はもちろん人工大理石にも使用は出来ません。
酸の成分が人工大理石の表面を溶かすので、艶が消えてしまいますよ。
ステンレスシンクと人工大理石シンクのお手入れの方法の違い
ステンレスシンクと人工大理石の掃除方法の違いですが、ステンレスシンクは水滴が目立ちやすいです。なので普段こまめに、クエン酸水を吹きかけて磨き、水あかを予防してあげます。
そして曇りが気になってきたら、研磨剤入りの洗剤で擦り洗いが基本となります。
- 水 200cc
- クエン酸 大さじ1
これらを良く振って混ぜるだけ♪
人工大理石の場合は、普段のお手入れは中性洗剤でこまめに掃除をし、頑固な汚れは重曹を使用して、優しく落としてあげるといったところでしょうか。
どちらの場合にも、最後に乾いたタオルでシンク内を乾拭きしてあげると、その後の水垢汚れが付きにくくなるので、おすすめです。
人工大理石シンクの掃除のコツは
人工大理石シンク、ステンレスシンクどちらにも言える事ですが、結局のところ、汚れを溜めずにこまめに掃除をすることが綺麗を保つポイントと言えますね。
特に、人工大理石は水垢は目立ちにくいのですが、色素沈着等には弱いので、ソースやお茶など色物を垂らしてしまった場合は、すぐにふき取ってあげる事が、お掃除の大切なポイントと言えるでしょう。