センスが光るおせち!盛り付けが超おしゃれな洋風おせち

おせちの飾り付け

お正月には親戚一同が集まったり、親しい友人同士でパーティをしたりなど多くの人を招いておもてなしする方も多いでしょう。
せっかくのお正月ですから、食卓にはお正月らしいお料理を並べたいですよね。
とはいえ、重箱に入ったおせちやお雑煮などお正月定番のお料理は、
食材的には豪華なものを使ったとしても盛り付けてしまうとどこか変わり映えしなくて華やかさにかけるような気がしませんか。
ちょっとした一工夫でセンス抜群のおもてなしをしてみましょう!

お正月のテーブルコーディネート

おもてなしの一つとして、テーブルコーディネートを工夫してみましょう。
同じお料理でも盛り付けのお皿を変えたりお正月らしい小物を置いたりするとテーブルの雰囲気が華やかになって
来てくださったお客様がパッと驚く目をひくような素敵な食卓に大変身します。
お正月の定番、おせち料理を振る舞うにしても様々なコーディネートが考えられますよ。

まずはおせち料理と言えば重箱にという固定観念を捨ててみましょう。
確かに、いろいろな食材が所狭しと詰め込まれた重箱の蓋を開けた瞬間、それは宝箱を開けるみたいでワクワクしますが、
開けてしまえばどこでも見るようないつものおせち料理じゃないですか?
そんなマンネリ感から脱却するためのおすすめアイテムが、大きなお皿です。
重箱は空間が限られていますが、お皿は開放的な空間にお料理を盛り付けることができるので、
盛り付け方にもいろいろと工夫できます。

この時に使うお皿は、ちょっとおしゃれなものを準備しましょう。
たとえば、和風の漆塗りの板皿に葉らんを敷いてかまぼこを並べたり、昆布巻きの下に和紙を敷いたりすると、
それだけでかなりおしゃれな雰囲気に。
栗きんとんやいくら、黒豆などは小さな小鉢に入れて板皿に。
フランス料理のオードブルのような盛り付けで同じおせち料理でも見栄えが全然違います。
間違っても、栗きんとん、伊達巻き、かずのこ、錦玉子などの同じ色オンパレードだけになっちゃうような盛り付けにしないようにしてくださいね。

洋風の盛り付けにしたければ、大きな丸いお皿の中心にグラスに入れた黒豆を盛り付け、
その周りに色鮮やかにかまぼこや栗きんとん、田作りなどを円を描くように盛ってみましょう。
アクセントにハーブを添えたりサラダ菜を敷いたりすると素敵です。
この場合に使うお皿の色は白がおすすめ。
かまぼこのピンクや錦玉子の黄色がより引き立ってきれいに見えます。

お煮しめもガラス製のお皿に盛り付けてみましょう。
にんじんやさやえんどうなどの色のあるものがよく見えるようにおくときれいです。
全体に暗くなりがちですが、実のついた南天の葉をそえると見栄えもいいです。
和風の煮ものではありますが、盛り付けるお皿を変えるだけでおしゃれに大変身ですよ。

おせちの盛り付けができたら、各自のお席には半月盆を用意して、可愛い小皿を並べてみましょう。
小皿にもこだわりをもって、品の良い柄がプリントされているものだったり、桜の花びらの形をしているものだったりと、
お皿だけでも見て楽しめるようなものを選びましょう。
もちろん無地のものでもいいですが、白だけでは飾り気がないので、きれいな色のお皿がいいですよね。
黒いお盆に小さなお皿がキャンディーのように並んでいるの、とてもかわいいですよ。
小さい折り紙で鶴を折ってちょこんと置いたり、南天の葉を飾ったりするのもいいです。

がらりと趣向を変えて、おせちをテーブルのセンターに置かず、
お客様それぞれのお席に配膳してしまうという方法もあります。
小さな小皿を数種類用意するのもいいですが、
小分けになっているプレートやお皿が3連になっている細長いお皿も使えます。
ちょっと大きめのお皿で9つに区分けされているものでは、すべてにお料理を盛らなくても、
南天の葉を置いたり、その年の干支に関する小物を置いたりすることもできます。
見た目にも楽しいプレートができ上がります。
小皿じゃなくてれんげにのせたりしてもおしゃれです。
また、木製の板の上に並べたらカフェ風にもなりますよ。
この場合にはマフィンカップなどを活用してみましょう。
お子さんも喜ぶかわいらしいプレートになりますね。

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空いているセンターはお正月らしいクロスの上にお正月らしい一輪挿しをセットしたり、だるまや鶴などの置物を並べたりして
インテリアのようにコーディネートしてみましょう。
テーブルの上が一段と華やかになり、高級レストランに招かれたみたいです。

もちろん祝箸や箸置きにも気を配りましょう。
ナプキンの上には干支の置物やミニおみくじを乗せたりするとお土産にもなっていいですよね。
飾りに使える小物や造花などは100円ショップなどで購入できます。
小さいお皿も豊富ですし、お正月用のピックなどもあるので、
年末には100円ショップに出かけて、テーブルコーディネートに使えそうなものを見つけてくださいね。

おせちの盛り付けだけでもたくさんのバリエーションが考えられます。
遊び心満載のテーブルは、それだけで楽しくなりますよね。
ゲストの年代に合わせて雰囲気を変え、工夫を凝らしてコーディネートしましょう!

変わりおせちでおもてなし

変わったおせちのおもてなし

かまぼこにお煮しめ、なますに昆布巻き、くりきんとんに伊達巻き・・・。
ちょっぴり豪華にエビやアワビを用意したとしても、
定番おせち料理を重箱に詰めて食卓にですのでは「おもてなし」としてはなんだか格好がつかない感じがします。
そんなときにおすすめなのが、いつものおせちをちょっとしたアレンジで作る「洋風おせち」です。

まずは定番のものから。
かずのこは、マヨネーズであえてみましょう。
それに少量の砂糖とコーヒーミルクを加えることで口当たりなめらかな洋風かずのこに。

お酒のおつまみにはもってこいの田作りは、メープルシロップとくるみを混ぜれば洋風になります。
シロップのコクが後を引いて、ついつい食べちゃう一品に。

紅白なますは、酢と砂糖でなくバルサミコ酢とハチミツを使うことで、酸っぱさが和らぎ、
マイルドな洋風和え物に大変身。
リンゴやキウイなどのフルーツとあえるとさっぱりとしたフルーツマリネになります。

昆布巻きはベーコンと一緒にくるくる巻きましょう。
コンソメで味付けをすることで洋風昆布巻きに。

伊達巻きも洋風にアレンジしてみましょう。
伊達巻きって甘いのでお子さんには人気ですが、お酒を飲む大人にとってはちょっと苦手なもの。
卵にパルミジャーノレジャーノというチーズを加えて作ると
ちょっぴり塩風味になり、あっというまに洋風おつまみに変身します。

伊達巻き同様、黒豆も甘いのでなかなか減らないものの一つ。
そんな黒豆も洋風にアレンジしてしまいます。
作り方はいたって簡単。
黒豆にクリームチーズとくるみを混ぜるだけです。
クリームチーズの酸味が黒豆の甘さを緩和してくれます。
黒豆の煮汁はしっかりきってください。

黒豆のアレンジは他にもあります。
赤ワイン煮てみましょう。
ほのかに香る赤ワインの風味で一気に洋風に。
また、アボカドとまぜてもイタリアンな感じでいいですよ。

おせちの中で人気の高い栗きんとん。
この栗きんとんも、ひと手間加えて洋風にアレンジしちゃいます。
サツマイモを裏ごしする前にメープルシロップを加え、
裏ごししてからラム酒を加えます。
すると、洋菓子のようなおしゃれなきんとんに大変身。
まるでモンブランみたいですね。

お煮しめは、お野菜をオリーブオイルで炒めて、コンソメを入れて煮ると
洋風仕立てになりますよね。

他にも、花レンコンはオリーブオイルで炒めたり、
生ハムをはさんでミルフィーユにするとおしゃれに変身しますし、
たこも酢漬けではなく、アヒージョに。ホタテでもおいしくできます。
エビはガーリックシュリンプやオーブン焼きにしてみましょう。

また、洋風感を出すために、
サーモンを使ったり、オリーブを一品として加えてもいいですね。
鮮魚やビーフなどのカルパッチョも洋風おせちの一品になります。
ローストビーフやスペアリブ、ミートローフなどはメインディッシュにもなりますし、
キッシュや野菜たっぷりのオムレツも彩り鮮やかできれいです。

このようにアレンジは数知れず。
和風おせちと洋風おせちのコラボレーションで
一風変わったおせち料理のおもてなしをいろいろ考えてみてくださいね。

まとめ

新年早々お客様をおもてなしするのは大変ですが、
いつもとちょっとちがったアレンジで料理をしたり盛り付けたりすると、
準備も楽しくできそうです。
お客様に驚いて喜んでもらえるように腕によりをかけて頑張りましょう!

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