高速バスで移動!快適に過ごせる座席位置のおすすめ大公開!


学生旅行に人気の移動手段と言えば、電車や飛行機よりもお得に済ますことができる高速バス。
高速バスの中でも深夜便となると夜に出発して翌朝には現地に到着していたりするので、
時間も有効活用できていいんですよね。
お財布に優しい高速バスですが、カラダには結構きついという難点も。
けれど、電車や飛行機などに比べて長時間移動になることはやむを得えません。
そんなバス旅を快適に過ごすにはどうしたらいいのか、教えちゃいます。

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バスはタイヤの上が揺れる?何列目なら大丈夫?


バス旅行の難点は何といっても乗り心地があまり良くないということ。
座席がせまいので長時間同じ態勢でいなければならずカラダが痛くてしょうがない、とか、
狭い空間に見知らぬ人と一緒に過ごさなければいけないので全然くつろげない、とか、
でこぼこ道や砂利道なんかを走ると振動がすごい、とか色々と問題が出てきて、
後々振り返ってみると、楽しい旅行ではあったけど行き帰りがつらかったなんて言う人も少なくありません。

それでも、安さには代えられぬ・・・。
若いんだから耐えられなくはないだろう、と高速バスはお金のない学生旅行に根強い人気があります。

そこで、少しでも快適に過ごすポイントとして座席位置について見ていきましょう。

高速バスは大型のバスになりますから、前の方と後ろの方では10m近く位置に差がありますよね。
そんなに違うのですから、カーブを曲がるときやがたがたする道を走るときにもカラダに感じる揺れの大きさに違いがあるんです。
では、どの場所が快適に過ごすことができるのかいくつかの視点から考えてみましょう。

まず、バスの前方後方の違いによる乗り心地の違いです。
小学生のころ遠足に行くときに、担任の先生が「○○ちゃんは酔いやすいから前の方ね」なんて言っているのを聞いたことありませんか?
出入り口が近いから空気の入れ替えがしやすいとか、
視界が開けていて圧迫感があまりないとかいうことから言われていることではありますが、
先生側からすると、もしも気持ち悪くて吐いてしまったときに、
他の子に影響がない場所だったり自分に近い場所だからすぐに対処できたりするからちょうどいいだけなんてことも。
実は、前だから酔いにくいなんて根拠はないんですね。
酔う人は前だって酔います。
ただ、小さいころからその法則があまりにも浸透している私たちにとって、
前だから平気だ!と精神的にリラックスでき、前に座ったら酔わなかったというケースも多いわけです。

しかし、その一方で前の方の座席ではカーブの時に大回りをするから酔いやすい、
深夜バスでは対向車の明かりがまぶしすぎて眠れないなどの理由で、
前方ではリラックスして座っていることができないという声もあります。
例えば、運転席の真後ろなんかは他の座席に比べて足を延ばすことができないからとっても窮屈だったということもあるんです。

では後方の座席ではどうかというと、後ろの方が落ち着くという人も結構います。
リクライニングを倒しやすい、休憩時に人の動きが少なくて騒々しくないというのがその理由です。
反対に、空気の流れが悪くてこもってしまって気持ちが悪いとか、
バスが揺れている様子が見えてしまって酔ってしまうという人もいます。

これではいったい、どの席が快適に過ごせるのか分からないですよね。
つまり、その人自身の感覚的な問題?みたいな気もしますが、
はっきり言えることが一つだけあります。

それは、タイヤの位置によって感じる揺れは全然違うということです。
バスは、大きなエンジンを後方のタイヤの上に積んでいることが多いです。
そのために後輪はタイヤが厚くそして弾力性があります。
ですから、段差を通過するときなどには上下に大きく動いてしまうのです。
揺れが大きいとそれだけ酔いやすくなってしまいますから、
後方タイヤの上から後ろ2列、そして前1列あたりの座席は避けた方がいいです。
また、バスの遠心力は一番後ろに働くので、最後列も揺れやすいんです。
こう考えると後輪から後ろは座らないほうが快適に過ごせそうですね。

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次に、避けた方がいいのはタイヤの真上。
バスに乗ってみると分かりますが、タイヤの真上って足を置く位置が若干高め。
これだけでも窮屈さは否めません。
そして、タイヤは地面のでこぼこを直に感じさせてしまうので、起伏が激しい道だとその振動が体に伝わってきます。
細かい振動が徐々に気持ち悪さを引き出してしまう可能性も。
一般的な高速バスはだいたい座席が11列。
タイヤは、1列目2列目の真下あたりと、8列目9列目の真下あたりについているので、
ここまでをまとめると、11列あるうち1・2・7・8・9・10・11列は理屈上では酔いやすい席ということになります。

段々と絞られてきました。
3列目から6列目の残り5列のうち、一番酔いにくいのは前輪と後輪のちょうど真ん中あたり。
つまり、前から4列目から5列目なんですね。
この2列のうち、より揺れの少ない方はどちらかというと・・・・・。
前のタイヤのに近いほうが曲がるときなどに揺れが少ない!

ずばり!
最も揺れずに快適に過ごせる座席位置は前から4列目ということになるのです。

では、視点を変えて、今度は窓側、通路側どちらがいいのかを考えてみましょう。
といってもこれはもうはっきり言って好みです。
窓側の方が景色が眺められるから酔いにくい、窓にもたれかかって眠れるからいいという人もいれば、
通路側の方が足を通路に投げ出して過ごせるからいい、トイレ付きバスの場合隣の人に迷惑をかけずに席を立てるからいいという人もいます。
冬場では窓側の方が寒いという考え方もあります。
それぞれのメリットデメリットを考慮して自分に合った方を選べばいいですね。

最後に、もう一つの目安として、3列シートか4列シートかという違いを考えてみましょう。
4列シートの場合は窓側通路側問題が出てきますが、3列シートだとこの問題に悩むことがありません。
1席1席が独立しているタイプなので、これは快適です。
3列シートの大型バスは若干お値段が高くはなるのですが、
それでも、電車や飛行機に比べればお安いもの。
長時間乗ることを考えると、これくらいは奮発してもいいかな、なんて思えるかも?

3つの視点で考えてきましたが、
何はともあれ、高速バスに乗るなら前から4列目!!
ぜひ覚えておいてください。
バスから降りてさあ遊ぶぞ!となったときに、
カラダ中が凝り固まって痛すぎる・・・全然眠れなくてあくびばっかり出る・・・
なんてことにならないように、快適に過ごせる座席死守はマストです!

高速バスの中を快適に過ごす為の必須アイテムベスト5!

座席を確保したら、次に考えたいことはさらに快適に過ごせるようにするためにはどうしたらいいのか。
そこで、バスの中に持って行こう!必須アイテムをご紹介します。

①スリッパ

旅行となると、歩きやすいスニーカーを履いて出かけることが多いですよね。
また、冬場だと女性はブーツを履いていることも多いでしょう。
でも、スニーカーやブーツって長時間履いているととっても窮屈じゃありませんか?
そんな窮屈を解消してくれるのがスリッパです。

ホテルにいくとお部屋に置いてあるような、薄っぺらいスリッパでかまいません。
バスに乗った時点でこのペラペラスリッパに履き替えましょう。
足の指を動かすことができたり、足首をくるくる回して運動したりしやすいのでおすすめです。
ずっと圧迫させていると血の巡りも悪くなって健康に悪いので、
できるだけリラックスできるようにスリッパを持ち込んでみましょう。

②マスク

バスの車内はにおいます。
しばらくいると慣れちゃうということもありますが、
食べ物のにおいや人のにおいであふれかえっていてなんとも言えない気持ち悪さを感じませんか?
サービスエリアで外に出ると、なんて空気が美味しいんだとグーッと腕を伸ばして体をほぐしている人をよく見かけますが、
空気の入れ替えがほとんどされない車内ははっきりいって臭いです。
高速道路では大型バスの場合、窓を開けないようにと言われることが多いと思いますので、においがこもってしまうのはなおさら。
そんな不快な状況から逃げるための手段がマスクです。
マスクをして、嫌な臭いをシャットアウトしましょう。
マスクをすると、安心感を得ることができるので、安眠にもつながりますよ!

③ブランケット

バスの中の温度調節は難しいもの。
夏場は冷房が効きすぎて寒いことがありますし、冬は暖房が入っているとはいえとにかく冷えます。
窓際なんて、結構極寒です。
他の人も乗っていますから、冷暖房を好き勝手に注文することもできません。
そんなときにはブランケットがとっても便利です。
寒さ対策だけでなく、すっぽり包まるとお布団みたいになりますし、
折りたためば枕代わりになったり、腰が痛くなったら腰の部分に挟むこともできますよね。
おしりが痛くなったら、お尻の下にしくこともできます。
荷物は多くなりますが、あって後悔しないアイテムの一つです。

④耳栓やヘッドホン

バスの中では静かに眠りたい人も多いです。
そんなときに、周りのうるささに影響を受けない手立てとして、耳栓をするというのはとてもおすすめ。
もしくは、ヘッドホンをつけて自分の好きな音楽を聴くというのもいいです。
自分にとって耳障りな音は、非常に不快なもの。
外部の音ができるだけ入ってこないようにするのも工夫の一つです。
ヘッドホンに関しては、周りに音漏れがしないように十分配慮しなければいけませんから気を付けてください。
同様なことから、アイマスクも便利。
ちかちかと光を感じずに、静かに過ごすことができますよ。
アイマスクだと何にも見えなくて不安な方は帽子でもいいかもしれませんね。

⑤ネックピロー

飛行機に乗る前に空港でよく売っているあれです。
首にまいて固定すると寝やすいですし、疲れにくいので便利ですよね。
お高いものもありますが、100円ショップでも売っているので、気軽に手に入ります。
かさばるから持ち歩けないという人も、浮き輪のように空気を入れて膨らませて使うタイプもあるので大丈夫。
ハンカチやタオルを巻けば問題なく使えます。
とにかく寝にくいバス車内ですから、こうした快眠グッズは持っていて損はありませんよ!

以上の5つのアイテムを持って、いざ、バス旅行に出発です!

まとめ

小さいころによく先生に言われた「行きも帰りも遠足ですよ」の言葉通り、移動手段も旅行の楽しみ。
高速バスはお値段がリーズナブルな分、快適性となるといまいちに思われがちですが、
座席や持ち込むアイテムに気を使えば、想像以上の快適旅になります。
友達との旅行、バス旅も含めて良い思い出をたくさん作ってくださいね。

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