北欧インテリアにもしっくり馴染むおしゃれなひな人形


3月3日はひな祭り。
女の子にとっては大事な大事な初節句ですよね。
娘の幸せを願うお祝いだからしっかりやりたいとは思うけれど、
ひな人形ってあまりに「和」すぎて、家のインテリアに全然マッチしないから飾りたくない…
おしゃれなおひな様ってないのかしら?というママさんいませんか。
おひな様も最近はおしゃれに変化してきているんです。

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北欧インテリアに馴染むひな人形


最近流行りの北欧インテリア。
北欧の国々は太陽が出ている時間が短いので、いかに室内で快適に過ごすかを追求した結果、飽きのこないシンプルさと、
寒さを感じさせないような明るい色使いと温かみのある木のぬくもりを主なテイストにしたおしゃれインテリアです。
日本でも大変な人気で室内を北欧インテリアにしている人もとても多いですよね。

でも、日本の和様式の骨頂ともいえる節句のお祝いですから、
和服の正装を着た人形を、真っ赤な毛氈あるいは漆黒の台の上に仰々しく並べたり、金屏風を立てたり、
ぼんぼりや嫁入り道具、さらにひなあられやひしもちなどの和菓子を飾ってたりと、
和の雰囲気が満載で、北欧インテリアの中ではちょっと浮いた感じになってしまいますよね。
そんな時には雰囲気を変えて飾ってみましょう。

人形はそのままでもひな人形を置く台座を変えるだけでだいぶ印象が変わります。
北欧インテリアには真っ黒とか真っ赤などの色はあまり使われません。
基本的にナチュラルな色味が基調となっていますから、そこにいきなり真っ黒とか真っ赤なものが出現すると全然合わないんですね。
なので、ウッドタイプの棚の上や白い棚の上、またガラス張りのテーブルの上などにそのまま並べてみましょう。
オープンシェルフを使って飾り付けてもいいですね。
それだけでも不思議と北欧インテリアに溶け込んでしまいます。
人形を直に置くのはいまいちだと感じる場合には、マリメッコなどの北欧テイストの柄がプリントされている布をしきましょう。
北欧柄のランチョンマットとかでもいいと思います。
和に寄せるなら、プケッティという柄が着物の絞りの柄に似ているのでひな人形には合うかもしれません。
金屏風を置くと一気に和の感じがアップしてしまいますから、ここはあえてなにも置かないという選択がおすすめ。
マリメッコ柄のロールスクリーンをかけたりやストライプの布を貼ったり、北欧らしいファブリックパネルを置いたりしてもいいですね。

水車のような丸い形のケースに入ったおひな様もおすすめです。
このケースが木でできているものがあり、色も形も北欧インテリアにいい感じにマッチします。

また、人形自体をいわゆる伝統的なひな人形ではないものを飾るという手もあります。

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北欧のウッドテイストに合わせた木彫りのひな人形がおすすめです。
単に木彫りといっても色々なパターンのものがあるんです。
例えば、皇室御用達の作家さんが作る洗練された天然の木で作られたおひな様は、
木の柔らかい色のコントラストときれいな木目がとても美しいおひな様です。
また、南雲のひな人形も同じく木彫りですが、こちらは可愛らしい色がついています。
優しい色使いなので、ナチュラルな北欧インテリアにはぴったりです。
ちょっと変わったところでは、雛キューブという積み木雛もあります。
ポップな色遣いでとってもおしゃれなんですよ。

木彫りのひな人形は形もバリエーション豊か。
丸みを帯びているデザインからおむすびみたいな可愛らしいデザインのものもあります。
人形だけじゃなくてぼんぼりなどの小物も木彫りで作られていて、とってもかわいいです。

木目込み雛も意外と北欧インテリアに合います。
普通のひな人形に比べて、全体的に丸っこい感じで手乗り文鳥みたいでかわいいんです。
顔もなんだか愛嬌があって、奥ゆかしすぎないので、和装なのに和の雰囲気がそんなの強調されていなくておすすめです。

このように北欧インテリアにもばっちり馴染むおひな様の飾り方や人形があるんです。
雛飾りは一時の事と言えども、飾って見たら、お部屋のデザインに全然合っていないんじゃ残念ですよね。
あなたのセンスの腕の見せ所ですよ!

他にもあるこんな変わったひな人形

木彫りのひな人形や木目込み雛などの一風変わったひな人形以外にもいろいろと変わったひな人形があるのを知っていますか?
そんな変わったおひな様をいくつかご紹介しましょう。

まず一つ目は、ガラス雛。
全体がガラス素材のおひな様です。
これは見た目にも本当に美しい!!
ガラスに混ぜられた鮮やかな色が、キラキラと輝いてとってもきれいです。
ガラスの艶やかな感じが高級感を漂わせ、和室にも洋室にも合うおひな様です。

二つ目は、マトリョー雛。
その正体は、ロシア発でうまれた木製人形、マトリョーシカ。
そのおひな様バージョンがマトリョー雛です。
マトリョーシカの特徴である、人形をパカット開けるとまた人形が出てくるという仕組みなので、
人形の大きさがみんな違います。
お内裏様からおひな様、三人官女に五人囃子など、順々に小さくなっていくおひな様。
おもしろいですよね。

三つ目は、こけし雛。
言わずと知れたこけしテイストのおひな様です。
どちらかというとマトリョーシカに近いおもちゃのような感じですが、
レトロ感がかわいいですよ。

四つ目は、いろいろな地域の伝統工芸雛です。
例えば、山口県の大内塗りのひな人形。
漆器のひな人形でたまごみたいな長丸のフォルムがとってもキュート。

また、神奈川県の寄木細工で作られたひな人形もあります。
同じ木を材料にしたものではありますが、木彫りとはまた違って、
色やデザインが計算しつくされて作られている職人技さながらのシックなひな人形です。

三重県四日市市の萬古(ばんこ)焼のひな人形もあります。
土器のようなひな人形は、手乗りサイズでとてもかわいらしいです。

京都の西陣織を着物に使ったおひな様もあります。
鮮やかな十二単とは違いますが、とってもスタイリッシュなかっこいい着物を着たおひな様です。

伝統工芸品ではありませんが、鍛冶屋さんが作った鉄製のおひな様や
陶器屋さんが作った埴輪風おひな様もありますよ。

五つ目は、おひな様ケースに趣向を凝らしたものをご紹介。
ナツメに入ったミニチュアおひな様は、わざわざおひな様を飾るスペースを作らなくていいのでお手軽ですし、
竹球に入っているおひな様は、天井からつるして飾るとおしゃれです。

最後に、もはやコスプレ状態のおひな様を。
リカちゃん人形のおひな様バージョンや、キューピーのおひな様、ディズニーキャラクターのおひな様など、
おなじみのキャラクターが普段は着ていない着物を着ているものや、
ウサギやパンダなどの動物がおひな様に扮しているものもありますよ。

日本伝統のおひな様飾りも時代共にバリエーション豊かになってきました。
お部屋のインテリアに合わせて飾ってくださいね。

まとめ

明かりをつけましょぼんぼりに~とお祝いするひな祭り。
飾り方の工夫一つで雰囲気もがらりと変わります。
モダンテイストなおひな様からちょっと変わり種おひな様まで、
多種多様にあるおひな様。
初節句で用意するおひな様だからこそ、長く付き合える素敵なものを選んでくださいね。

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