手のひらが乾燥してかゆい!原因は意外にも…?


かゆいけど掻けない!とかゆいところに手が届かなくてむずむずした経験ってありませんか?
家事も仕事も気もそぞろになってしまいますよね。
そのうちの一つが手のひら。
掻くときには手を使う人がほとんどだと思いますが、だからこそ掻きづらいもの。
もう片方の手で掻く?机の角とかにこすりつけて掻く?それともクリームなどを付けて保湿する?
なかなかかゆみが治まらない!このかゆみを何とかしたい!
と思っている方、かゆみの原因を知ることでその悩みを解決しましょう。

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手のひらがかゆい原因は乾燥だけじゃない?


手のひらのかゆみの原因ってなんだと思いますか?
解決するためには、原因を知ることが大切です。
手のひらがかゆい時って、そこのところがとてもカサカサしているので、乾燥が原因ではないかと思う人が多いと思います。
乾燥をには保湿をということで、クリームを塗って対処している人も多いでしょう。
でも、水仕事をしたりトイレに行ったりなど、一日の中で手を洗う機会って結構ひんぱんにあって、せっかくのクリームもすぐに流れ落ちちゃいますよね。
クリームのべたべたした感じが嫌な人もいるでしょう。
いったいどのように対処したらいいのでしょうか。
手のひらのかゆみの原因はいくつも考えられます。

原因1:乾燥

まず一つは、やはり乾燥。特に冬場は、湿度が下がるので、肌が非常に乾燥しやすくなります。
もともと手のひらは皮脂分泌が少ないので、乾燥しやすい場所。
そのためにかゆみも感じやすいのです。
乾燥対策としては、ハンドクリームなどをこまめに塗ることです。
潤いを常に与えてあげることが乾燥を防ぐには大切なのです。
ハンドクリームもできるだけ低刺激のものを使ってください。
また、ワセリンは保湿効果が高いのでおすすめです。

原因2:家事

日常の仕事である家事による刺激もかゆみの原因です。
例えば、食器洗い。食器洗い用の洗剤は油汚れを浮かして落とす働きがありますが、この時に手のひらの皮脂をも洗い流してしまうのです。
そのために肌を保護してくれるものがなくなって、カサカサになってしまいます。
また、菌なども入りやすくなり、それがかゆみにつながるのです。
水仕事をするときにはなるべくゴム手袋をするようにすることで、手を保護しましょう。
人によってはゴム手袋の成分にアレルギー反応を示す人がいます。
結局かゆみにつながるので、できれば病院などで使うようなビニール手袋をはめてからゴム手袋をするといいですよ。
手袋をして洗うのがどうしても性に合わない方は、洗剤を少し水で薄めてみるという手もあります。
こうした対策は、特に主婦の方に多い「主婦湿疹」にも効果的です。
乾燥だけでなく、湿疹によるかゆみも結構多いのです。
ひどくなると水ぶくれになってしまうこともあります。
洗剤と同様の考え方で、シャンプーやボディソープなどにも目を向けてみましょう。

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これらにもやはり汚れを落とす成分が入っています。
これが原因でかゆみが発生しますから、なるべく刺激の低いものや添加物の入っていないものを選ぶようにしましょう。

もう一つのポイントは家事や入浴の時に使うお湯の温度です。
特に冬は寒いので温度を上げがちですがお湯の温度が35度以上だと皮脂は余計に落ちやすくなります。
30度前後のぬるま湯を使うようにして、乾燥対策をしてくださいね。

原因3:水虫

さらに、かゆみの原因として考えられるのが水虫です。
水虫って足にできるものというイメージがありますが、実は手にもできるんです。
これを「てはくせん」というのですが、あまり手が清潔になっていない人や、椅子ではなく床に座って生活することが多い人はなりやすいです。
手の衛生面にも気を配ることが予防になります。

原因4:アレルギー

アレルギーでも手のかゆみが出ることがあります。
食べ物、金属など人によって違いますが、ケアをしてもなかなか治らない人はアレルギーを疑ってもいいかもしれません。
自分が何にアレルギー反応を引き起こすか分からない人は調べてもらうのもいいですね。

原因5:食生活

食生活も原因の一つです。
とくに皮膚の再生能力の強い亜鉛をしっかり摂れているかを見直してみてください。
偏った食生活がかゆみを引き起こすことが考えられます。

原因6:ストレス

最後に、かゆみはストレスからも引き起こされる症状です。
強度のストレスを感じると、免疫力がなくなり、体の機能低下につながります。
外部からの菌に対する防御力も落ちてしまうので、侵入を許して、かゆみが発生してしまいます。
ストレスのない生活を心がけるのもかゆみを取り除く治療法の一つなのです。

手のひらのかゆみは乾燥が原因かと思いきや、意外にも様々な原因があることが分かったと思います。乾燥しやすいというような体質ではなくて、生活自体を見直してみることが解決につながるんですね。

対処しても治らなければ病院へ

手のひらのかゆみは意外とあなどれません。
対処して、何とかかゆみが治まればいいのですが、それでも治らないときには病院にいってお医者さんに相談してみましょう。
というのも、手のひらは、神経が多く集まっている場所なので、体の不調が出やすいのです。
手のひらの色の変化で体の具合の変化を知ることができるほど。
ですから、かゆみが長引いている場合には他の病気にかかっている場合があります。

その一つが肝臓の疾患。肝臓が悪くなると胆汁酸という成分が体中に増加してしまい、それが原因でかゆみを引き起こします。
特にひどい症状が現れるのが手のひらなのです。
かゆみだけでなく手のひらが黄色くなっているようでしたら、内科もしくは消化器官の受診をおすすめします。

また、腎臓の疾患も怖い病気です。
腎臓が正常に機能していないと、毒素が排出されずに体中にまわります。
その結果、かゆみが出てきます。かゆみだけでなく手のむくみも出てきたら要注意です。
泌尿器科などで尿検査をしてもらうことで腎臓の疾患が分かる場合もありますよ。

糖尿病の疑いもあります。
糖尿病になるとたくさん尿がでるようになりますが、この結果、体内の水分量が十分でなくなり乾燥してかゆくなるのです。

このように、たかが手のひらのかゆみと油断していると、実は大変な病気の恐れもありますから、楽観的に考えずに対処するようにしてください。

まとめ

手のひらのかゆみの原因は実に様々。
それだけに対処方法もたくさんありますから、まずは、自分の生活をじっくり振り返って見直すことでその悩みを解決してください。
それでもしつこい悩みには専門家の治療を受けることも大切ですよ!

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