初めての赤ちゃんは初体験だらけで悩むことも多いですよね。
そして、新米ママが困る出来事は赤ちゃんのイヤイヤです。
ご飯もイヤイヤ、着替えもイヤイヤ、お外もイヤイヤ・・・
そんなイヤイヤの中でも心配することは歯磨きのイヤイヤではありませんか?
赤ちゃんに歯が生えてくると嬉しい反面心配になるのが虫歯です。
今回はそんな悩める新米ママさんへ、赤ちゃんが初めての歯磨きをどう感じているのか、嫌がる赤ちゃんへの歯磨きの慣らし方をご説明します。
赤ちゃんの歯磨きを疎かにすると幼稚園ぐらいで虫歯の治療を泣きながら行うなんて悲劇に巡り合ってしまいますよ。
ちゃんとしたケアを欠かさないようにしましょう!
もくじ
赤ちゃんによって異なる歯磨きへの感覚。お友達のうちはうまくいってるのに!
赤ちゃんの歯は、生後5~8ヶ月ごろに生え始めます。
そして、2~3歳では20本ぐらいの乳歯が生えてきます。
歯の生える時期は個人差が大きいので、生えるのが遅くてもあまり心配しないでくださいね。
歯磨きを始めるタイミングは最初の歯が生えた時と考えて下さい。
まだ間食が少ないので、唾液による洗浄能力もあるのでゴシゴシ磨く、歯磨き粉を使うといった必要はありません。
「歯をキレイにする」といった感覚より「歯を触る練習」と思って頂いた方がやり易いですよ。
赤ちゃんにとって歯が生えるという感覚は様々です。
ある赤ちゃんは口の中がかゆいと感じているかもしれません。
ある赤ちゃんは痛みを感じたり、
またある赤ちゃんはムズムズしている状態を感じていたり・・・
歯の生える感覚と同様に、生えたばかりの歯を磨くことでかゆみが治まって気持ちいいと感じている赤ちゃんもいれば、痛いところを磨かれて余計痛くなると感じている赤ちゃんもいます。
無理せずに、赤ちゃんの嫌がり方や様子を見てゆっくり慣らしていきましょう。
すこーしずつ慣らしていくのが大切
歯磨きを慣らすためには最初が肝心です。
1.膝の上にあおむけに寝かせて口の中を確認
生え始めたばかりの歯や、歯茎が赤く腫れているようであれば歯ブラシを使用することは控えて下さい。
最初は歯を触る練習と考えて、綿棒やガーゼで優しく歯の汚れを拭きとってあげましょう。
2.歯を触り、汚れを拭きとることに慣れてきてから初めて歯ブラシ
歯ブラシを初めて口に入れるとビックリするでしょうし、ゴリゴリと強く磨くと痛みを感じるかもしれません。
磨くのではなく、ブラシを歯に当てるイメージで試してください。
3.歯ブラシを嫌がらないようになってから優しく磨く
歯ブラシで磨くことに慣れてきたら、フッ素を含んだ歯磨きジェルを付けて歯のケアを始めましょう。
大人用の歯磨き粉のように研磨剤が含まれると歯を痛めてしまいます。
年齢に応じた歯磨きジェルが販売されているので使ってみてください。
赤ちゃんの機嫌が良い時に遊び感覚で行うと成功することが多いですよ。
・だらだら長く歯磨きを行うと嫌がられます。
できるだけ短い時間で口の汚れを拭きとるように磨きましょう。
・褒めることが大切です。
お母さんに褒められると赤ちゃんはすごーく嬉しいのです。
成功でも失敗でも「良くできたね~!」とたくさん褒めてハグしてくださいね。
・キャラクターも助けてくれます。
私の娘の時はアンパンマンの歯ブラシと歯磨きジェルに救われました。
キャラクターが付いていると嫌がらずに口に入れてくれることもあるのでお気に入りのキャラクター歯ブラシを用意してチャレンジしてみて下さい。
赤ちゃんの歯磨きを慣らすまとめ
1.赤ちゃんによって歯の生える時の感覚は様々で、かゆかったり、痛かったり、ムズムズが続いていたりする。
2.歯の生える感覚と同じように歯を磨くことで歯に触れる感覚も様々で、気持ちよかったり、痛かったりする。
3.歯磨きには少しずつ慣らしていくことが大切。
- 歯の中を確認して生え始めや歯茎の腫れがある場合は綿棒やガーゼで汚れをふき取り歯に触る練習をする。
- 歯を触ることに慣れてきてから歯ブラシで触る練習をして、歯ブラシを嫌がらなくなってから歯を磨く。
- 歯磨きに慣れてきたら年齢に応じたフッ素を含む歯磨きジェルを使って歯のケアを始める。
4.注意点を守る。
- 歯磨きのタイミングはこだわらず赤ちゃんの機嫌が良い時にチャレンジする。
- だらだら長く歯磨きを続けない。
- 褒めることが大切。
- キャラクター歯ブラシを活用する。
歯医者さんで定期的にフッ素を塗ってもらうと虫歯予防に効果的です。
生えたての歯は質が弱く、虫歯になりやすいですがフッ素を塗ることで歯を強化できます。
歯が生えそろってくる1歳頃から始める方が多いです。
子供の医療助成の対象である場合が多いです。
医療助成の対象であれば無料で対応して頂けますよ!
お子さんのために定期的な歯科検診とフッ素塗布をオススメします。