赤ちゃんは肌がとっても弱いですよね。。
繊細なお肌に気を使ってあげていても、生まれて間もないころは、肌トラブルも起こりがちです。
その一つが、口の周りや首が真っ赤にかぶれたり湿疹ができてしまったりするトラブルです。
痛いかゆいと悲鳴をあげられない赤ちゃんだからこそ、
できるだけそうならないように原因をよく理解して予防してあげたり、
すぐにでも対策を講じてあげたりしましょう!
もくじ
ただれる原因は垂れたミルクや離乳食だった!
原因その1 よだれ
赤ちゃんはつばを上手に飲み込むことができないんです。
よく考えてみればそうですよね。基本的に口開いてますし^^;
なので、拭いてあげても拭いてあげても口周りはよだれだらけ><
よだれ、つまり唾液の中には、消化酵素が含まれていますが、その消化酵素に肌が刺激されてかぶれてしまうことがよくあるんです><。
さらに何度も拭き取ること事態が肌に摩擦を生じさせてしまって、炎症を起こして赤くなってしまうこともありますね。
よかれと思ってやっていたことが、さらにひどくしていたなんて、申し訳ないやら悲しいやら。。
原因その2 食べこぼし
そして最も多い可能性として考えられるのは「接触性皮膚炎」というものです。
これは、ミルクや離乳食が垂れることが原因で起こります。また赤ちゃんは代謝が良いので、汗もたまりやすいですし、なかなかに原因がたくさんありますよね。
特に、生まれて間もない赤ちゃんは首がまだ短くてお肉がむちむち。しわが多くしかも深いのですよね。
そこが可愛いんだけど。。。(*ノωノ)
そこに流れてきたミルクがたまったり、離乳食を食べこぼしてついてしまったりしても、拭き取り切れていないことが多くて、
気が付いたら肌が荒れていて、慌ててしまうママさんもたくさんいます(;´・ω・)
原因その3 スタイのつけっぱなし
ミルクや離乳食をこぼしてしまって汚れたスタイをずっとつけているのもよくありません。
よごれたスタイが直接肌に触れている状態は非常に不衛生です。
スタイをつけるのは必要最小限にとどめて、基本はつけないようにしておくだけでも、症状はだいぶ違います。
見た目に汚れていなくても、汚れはしみ込んでいます。
そのしみ込んだ汚れが炎症や湿疹を引き起こしてしまいますから、いつもきれいなものをつけてあげましょう。
原因その4 ミルクや離乳食のあげ方
赤ちゃんがミルクや食べ物を食べこぼしてしまうのには、飲み込む力が弱いからというのももちろんですが、そのあげ方にも改善が必要かもしれません。
赤ちゃんは、まずいと感じるものはのどの奥にそれを通すのをとても嫌がります。
特にミルクから離乳食に切り替えたばかりのころは、ミルクとの味の違いに驚き、不快に感じることがあるのでなかなか飲み込みません。
ですから、薄味のものから慣れさせ始めたり、無理やり口の中に入れたりするようなことはしないように赤ちゃんの表情や様子をよく見ながらあげてください。
原因その5 アレルギーの可能性も
もう一つの考え方としては、汚れたことが原因ではなく、アレルギーによって肌がただれることもあります。
ミルクに含まれているたんぱく質や、離乳食に含まれているなんらかに反応が出ることが原因なのですが、湿疹だけでなく下痢や嘔吐などのそのほかの症状が同時に出るような場合には、すぐに専門のお医者さんに診てもらうようにしましょう。
まずは清潔にすること。それから治療!
肌が赤くなったり、湿疹が起きたりしてからすぐにお医者さんに駆け込む必要はありません。
きちんと清潔にしてあげれば症状はやわらぎます。
とはいえ、タオルでごしごし拭いたり、こびりついてしまっていている汚れを力任せにとったりするようなことをしてしまうのは、デリケートな赤ちゃん肌にはよくありません。
赤ちゃんの口周りの正しいケア方法
では、どのようにぬぐってあげればいいのか?ですよね。
まず「何で拭くか」です。拭くときには、多くの方が、濡らしたタオルやガーゼ、ティッシュなどを使用していると思います。
しかし、これらのような繊維質のものは
ために頻繁に使うのはよくありません。
一番良い洗い方は、ぬるま湯で洗ってあげることです。
お父さんやお母さんの手で優しく洗ってもらえたら、赤ちゃんもきっとうれしいですよね。
お湯をたっぷり使って洗い流してあげましょう。
手だけでは落ちにくいときには、毛羽立ちの少ない布を、ぽんぽんと水分を吸い取るようにあててあげてください。
外出先などではおしりふきシートなんかをそのまま使うのもよいです。
私はいつもこちらのおしりふきを愛用しています。
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びしょびしょといっていいほど水分があって、うんちもするりと拭きとれます^^
赤ちゃんのお肌をケアするお風呂の入り方
清潔な状態を保つための洗い方の秘訣は、しっかりしわの奥まできれいにしてあげること。
お風呂にいれるときにも同様です。
手のひらで石けんを泡立てて円を描くように優しく丁寧に洗ってあげます。
スポンジなどは使わず、お父さんやお母さんの手で洗ってあげてくださいね。
そして、石けんが残らないようにしっかりと流しましょう。
これがポイントです。
汚れと同じくしわの奥に石鹸が入り込んでいきますから、残らないように入念に洗い流してあげましょう。
赤ちゃんのお肌をケアする保湿の仕方
きれいにした後には、しっかり保湿してあげることも大切です。
皮膚が乾燥している状態が続くいていると、ちょっとした刺激を受けるとすぐに肌が炎症してしまいます。
お風呂から上がった後、着替えの時、おむつを替える時など、ちょこちょこ塗ってあげると肌のバリア機能が上がっていいですよ。
誰でも知っているところではワセリンなんかはおすすめです。
赤ちゃん用もありますよ。
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ベビーワセリン(60g) |
もしも、肌に合わないようでしたらナチュラル系の赤ちゃん用の保湿剤を。
ワセリン以上に保湿力が長持ちするものもあるので、こうしたかぶれ対策としてだけではなく、乾燥対策にもいいですね。
赤ちゃんだけでなく、お母さんのハンドケアにも一緒に使えるのでおすすめですよ^^
クリームを塗ってあげるお母さんの肌がかさかさしていたら、赤ちゃんのお肌を傷つけてしまうかもしれませんからね。
お友達のお子さんで、ナチュラル系の洗濯洗剤はほぼダメで、普通の合成洗剤だけかぶれないというお子さんもいました^^;
赤ちゃんがかぶれる前の予防クリーム
予防策としてミルクを飲んだり離乳食を食べる前に、気になるところにこれらのような保湿クリームを塗ってあげるのもおすすめです。
こうしたクリームには水をはじく働きがあるので、こぼしてしまってもべっとりついてしまうのを軽減してくれます。
また、クリームでカバーされているので、直接肌に汚れたものがつかないという点でもかぶれにくくする効果があります。
保湿クリームを塗るときには、赤ちゃんの肌がしっかり乾いていることを確認してくださいね。
乾いていないのに、塗ってしまうと余計に肌の水分が蒸発してしまうので逆効果になってしまいます。
どうしても症状がひどくて赤ちゃんがかゆがったり不機嫌になったりしているようなときには、冷たいタオルを患部にあててあげると、少し症状が和らぐので試してみてください。
こうしたケアを心がけてあげると、赤ちゃんの肌トラブルも数日で解消できることが多いです^^
それでもおさまらない頑固な湿疹が続くようでしたら、お医者さんに行きましょう。
お医者さんでは抗生物質を出してくれたり、赤ちゃんの状態に合わせて適切な処置をしたりしてくれます。
薬の副作用などを心配する方も多いと思いますが、少量の使用ならそんなことはありません。
お医者さんの指示通りに使い、早く症状を治してあげてください。
さいごに
赤ちゃんの肌に異常が起きたらあせりますよね。
何か病気かもしれない…と不安になることもあるでしょう。
しかし、いろいろと心配する前に、まずは清潔にすることと保湿をしっかり行うことができているかを見直してみましょう。
清潔にしているだけでも、すべすべでもちもちな赤ちゃんの肌は帰ってきますよ!