節分のメニューは恵方巻だけじゃない!恵方巻以外は何がある?

sayama / Pixabay

節分と言えば恵方巻となったのは、いつ頃だったでしょうか?
私の記憶では、子供の頃にはそんな風習は無かったかのように思ったのですが、いまでは早い時期からCMなどで、当たりまえの様に、大手スーパーやコンビニエンスストアが、大々的に恵方巻の宣伝を行っています。

我が家でも、なんとなくつられて恵方巻を作ったり購入して食べていたのですが、家族からはいまいち不評な様子です。
もともと酢飯が好きではなかったのもあり、飽きてしまったみたい。

そもそもなんとなく、縁起物として食べていた恵方巻ですが、どんな意味合いがあるのでしょうか。

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そもそも恵方巻の意味とは?

恵方巻の食べ方として一般的なのは、7福神にあやかり、7種類の具が入った太巻きを、家族それぞれに用意してその年の恵方を向いて、願い事をしながらもくもくと会話せずに食べるという物ではないでしょうか。
恵方巻は、福が切れないようにと切らずに、一本丸ごとかぶりつきます。恵方とは、その年の福徳をつかさどる、年神様がいる方角だと言われています。我が家も細かい方角を知るために、毎年この時にだけ、恵方巻の方角アプリをダウンロードして、携帯で細かく方位を確認して食べていました。
もくもくと家族全員が太巻きにかじりついている光景がシュールで、笑いをこらえるのに毎年必死でした。しかし、恵方巻が飽きたと言われた今年は、恵方巻の代わりになる様な、節分メニューを考えなくてはいけません。母の腕の見せ所です。

イワシを使った料理

節分の縁起物として、焼いたイワシを食べる風習があります。古くから焼いたイワシの頭をひいらぎの枝にさして、魔よけにする風習があり、これはイワシを焼いたニオイで鬼を遠ざけ、ひいらぎの葉で鬼の目を突き刺すという意味合いから来ているようです。
もちろん、従来のしきたり通り、節分の飾りにつかった頭以外の部分を、塩焼きでシンプルに食べるのも良いですが、少しアレンジして骨を取り除いたイワシにしょうがやネギ、片栗粉に卵白を加えてフードプロセッサーで細かくしつみれ鍋にするのもいいと思います。魚が苦手な子供も食べやすいメニューですよね。また、お醤油やお砂糖、みりんに梅干を加えて、イワシの梅煮なんてのも、美味しいのでおすすめです。

大豆を使った料理

また、節分と言えば「鬼は外、福は内」と豆まきをした後で、年の数だけの豆を食べるという風習がありますが、大豆をつかった節分におすすめのメニューは、どのような物があるのでしょうか。
節分で使用した豆を水で5分程茹でた物を、ひじき煮に加えるだけで立派な常備菜になりますし、意外と相性のいい、トマト味の洋風の鶏肉の煮物に、煎った大豆を少しふやかして加えるだけで、子供が大好きなお豆入りのトマト煮込みも出来ます。季節の行事で使ったお豆なので食べきれなくて、捨てるのも憚られて困っていましたが、こうすれば美味しく食べられるし、使いきれるので気持ちいいですね。他にも煎った大豆をミキサーにかけて砂糖を加えれば、お手軽に栄養たっぷりの手作りきな粉が出来ちゃいます。
ヨーグルトに加えたり、お餅とあえて食べて下さいね。

子供がいると、より身近になる季節の行事ですが、縁起物の由来を調べながら食べるのも、食育になって良いですよね。恵方巻だけでなく、節分にかかわりがあるメニューはたくさんあります。恵方巻にこだわらずに、家族が食べやすい料理を、楽しんで一緒に食べるのが一番だと思います。

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