【保存版】小学校の入学前に引っ越しをするときに忘れてはいけない手続き

幼稚園の卒園と同時に生活の場所を変えるご家庭って結構多いですよね。
子供の小学校入学を分岐点としてマイホームを購入したり、
共働きになるから二世帯にしたり母親の職場に近いところにしたり。
小学校はできるだけ変えずに同じ小学校に6年間通わせたいという思いから、
入学のタイミングで引っ越しをするのでしょう。
でも、引っ越しの忙しさにかまけて、うっかり忘れちゃう手続きってありますよね。
小学校の入学前にしておかなければいけないことはしっかりと知っておかないと!

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転入先の自治体に事前に確認をしておくこと

引っ越しをするとなると色々な手続きが必要になり、
あれもしなきゃ、ここに届けなきゃとやること盛りだくさんで頭がぱんぱんに。
その上、荷物の整理もしなきゃいけなくて
一つ一つ整理してリストでも作っておかないとし忘れてしまうことがありそうです。
そのいろいろのうちの一つが、子供の進学先についてのこと。

小学校に上がることは子供にとっても親にとっても人生の中での一つの節目。
滞りなく入学式を迎えて小学校生活をスタートできるように手続等はしっかり済ませておきたいですね。
引っ越し先の自治体に事前に確認しておいた方がいいこともいろいろとありそうですが、
どんなことを確認しておけばいいのでしょう。

まず、一番に確認することはどの小学校に入学することになるかです。
現在住んでいる自治体に相談すると、そこから引っ越し先の自治体に連絡してくれることもありますが、
できるだけ自分でした方が色々なことを聞けますし、雰囲気も分かりますからいいですね。
まずは市役所に電話をすると、そこから教育委員会や児童課などにつないでくれますから、そこに相談しましょう。
ただ、これはもちろん新しい転居先がちゃんと確定している場合ですね。
あの辺に引っ越す・・・くらいにしか決まっていなくても
現在住んでいる自治体にはそこの小学校に入学しないことだけはきちんとお知らせしておきましょう。

どの小学校に通うことになるのかが分かったら、直接小学校に連絡をします。
はっきりいって自治体の事務員さんでは、小学校についての情報量が足りないので、
結局また後で確認し直したりしなければならなくなることも多いです。
そして、3月末に引っ越し予定でそちらの学校に通わせていただくことになるということを伝えましょう。
これはできるだけ早い段階で済ませておきましょう。
就学前の健康診断など、早いところでは前年の秋ごろには通知が届き始めますが、
と、いうことはもうその段階で新入生の準備は始まっています。
入学間際などに連絡すると、小学校側も受け入れの準備に手間取ってクラス編成などで名前漏れを起こしてしまうこともありますからね。
あってはならないことですが、児童数が多い学校なんかでは絶対にないとも言えません。

多くの小学校では、入学前の年の11月ごろに就学時健康診断を行ったり保護者説明会を行ったりします。
どちらも入学予定の小学校で受けることが一番ではありますが、引っ越し前ではそうもいかないこともあります。
その場合には、健康診断は引っ越し前の学区の小学校で受けてもよいかどうかを確認しましょう。
また、説明会の資料なども送ってもらえるかどうか聞くと良いです。
もしくはお母さんだけなら説明会に参加できるよという場合には、詳細のお知らせを送ってもらうよう頼みましょう。

入学までに時間の余裕があるならだいじょうぶかもしれませんが、
もう時間がない!というときには、学用品でそろえておかなければいけないものもきちんと確認しましょう。
学校によって微妙にちがうことがあります。
算数セットはいるのかとか、クーピーなのか色鉛筆なのかなどなど・・・。
細かいことの違いでも小学校1年生の幼い子は気にします。
みんなとそろえで同じものを持って登校できるようにきちんと用意してあげてください。
そのためにも、ちゃんと確認しておいてあげましょう。
中には親が作らなければいけないものもあるかもしれませんしね。

届書類については自治体への確認でOKです。
例えば、就学異動届
これは引っ越し前の自治体に出すのか、引っ越し先の自治体に出すのか確認しておきましょう。
引っ越し前の自治体に出したら役所が教育委員会を通して出してくれるでしょうし、
引っ越し先の自治体であるなら、自分で教育委員会に持って行くように言われるでしょう。

また、給食費の振り込みについてもどのような手順で口座を開設するかの確認をしましょう。
住所が確定していないと開設はもちろんできませんが、
始まってから、あぁ!忘れてた!ってならないようにね。
周りの子は振り込みなのに、自分は集金袋って子どもは結構嫌なものです。

なんにせよ、手続きの類は住所変更してからでないとできないのですが、
あらかじめどうしたらいいのかの流れを確認しておくことは大切でしょう。
分からないことがあるときには、遠慮せずに自治体や小学校に確認してくださいね。

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引っ越し先の小学校選びのポイント


子供が6年間通うことになる小学校。
この6年間は心身ともに非常に大きく成長する6年間。
ここでの経験がその子のこれからを左右するくらいに考えても過言ではありません。
1年生の子と6年生の子って体の大きさも知識の量も運動能力もそして精神的にも全然違いますよね。
ですから、どんな小学校に通うかどうかということは重要な問題です。
私立や国立小学校だと、お受験という関門はあれど、
それなりに学校の雰囲気の把握できるところに入学できますが、
公立小学校では、「学区」の指定があるので、あそこに行きたいと思ってもそこに通うことはできません。
最近では行きたい公立小学校に入学するために「公立小移民家族」が増えつつあるという話もあります。
それほど子供の小学校選びというのは慎重に無難に行いたいと思う家庭が多くなっているんですね。

では、小学校を選ぶときにポイントとなるのはどんなことなのでしょうか。
今回はお受験で入学が決まる私立国立の小学校ではなく、学区ごとに定められている公立小学校について考えてみましょう。

ポイント1

まずは環境。
小学校の周り、自宅の周り、小学校から自宅までの道のりなどの治安がよいかどうか。
これは大事です。
住人同士が協力的で、子供をみんなで見守るようなコミュニティーがある地域かどうかや、
例えばゴミ捨てのマナーがきちんと徹底されているかなどでもそのような治安の良さは伺い知ることができます。
また、通学路の安全もきちんと確保されているところがよいです。
見通しの悪い道ばかり歩くことにならないか。車優先のような道路の使い方になっていないか、きちんと横断歩道や信号のある道かどうか。
登下校になれてくれれば、さほど心配もなくなるかもしれませんが、
それでも小さい子たちを子供たち同士で、ある時には一人で登下校させることになったとき、
自分自身で安全を守ることのできる場所であるかどうかは大事なポイントです。

ポイント2

また、その小学校に通う学区の世帯がどのような世帯かをリサーチするのも一つのポイントです。
ちょっといやらしい話にはなりますが、例えば収入の多い世帯や両親の学歴が高い世帯が多い学区は、
勉強熱心な家庭が多いという傾向にあります。
またそれに比例して、小学校も勉強や活動に関して高い価値を求めて教育を行うところが多いです。
探偵みたいなことはできませんが、
例えばその地域の子供が中学受験をする子が多いかとか、
近所に習い事に通わせるようなところが多いかなどでも見極めることができますよ。

ただ、親の見栄やエゴで小学校を決めてしまうと、
入学してからとんでもない無理を子供にさせてしまうことになります。
今お話ししたように、公立小学校は地域によって学力格差があります。
学力の高いお子さんが多く通う小学校ではクラスの半分以上が有名私立受験をするなんてこともあります。
そうなってくるとおのずと授業は受験に対応したものにもなってきますし、
高学年、早ければ低学年から受験塾に通うなんて子もたくさんいます。
自分のお子さんにはもっとのびのびとしながら育ってほしいと願っていたとしても、
それについていくために途中で子育てが勉強中心の子育てにシフトしていってしまうかもしれません。
また、その学力に子供がついていくことができず、
学校嫌いになったり、自信を無くしたりしてやる気をなくしてしまったりという影響が考えられます。
ですから、学校を選ぶときに優先させることは、
家庭の子育ての考え方もありますが、学力レベルがその子にあっているかどうかということの確認もしておいたほうがよさそうですね。
小学校の教育理念や教育方針もチェックしておきましょう。

環境や学力レベルなどを小学校選びのポイントに考えるのは一つの指針ではありますが、
ただ、それが家庭や子供に合っているかどうかについては、ひとそれぞれです。
子育てにおいてどんなことを大切にしたいかも違いますよね。
とにかく学力レベルの高い学校に入って、たくさん勉強させて・・と考える親もいるでしょうし、
小学生のうちはのびのびやりたいことをやればいい、勉強よりもいっぱい遊んでほしい!と考える親もいるでしょう。
どちらがいいとも言えません。
各家庭の考え方ですからね。

ただ、一つだけ言えることは子供が安心・安全に通うことのできる小学校であるということが
何よりも大事だということです。
理想とするポイントをすべて網羅するところを見つけるのは難しいかもしれませんが、
一番優先すべきことは何かをよく考えて決めましょう。
引っ越し先がもう決まっているので、小学校を選ぶも何もというご家庭も
入学することになる小学校がどのような小学校なのかリサーチしておいて、
あらかじめ心構えを作っておくのもいいですね。

お子さんにとってもご両親にとっても6年間付き合っていく小学校が良い小学校でありますように!

まとめ

引っ越しって体力も気力も奪われていく一大イベントですよね。
それは大人だけでなく子供も一緒。
ましてや小学校に入学するタイミングですからただでさえちょっとナーバスになっているところに
仲の良かった友達や慣れ親しんだ生活環境が変わるというのは、多少なりともストレスになるかもしれません。
それをカバーしてあげられるよう、手続きのことや入学する小学校のリサーチなどは親がしっかりしてあげましょう。
親子共々よい6年間を送ることができるといいですね。

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